当館管轄各州における新型コロナウイルス対策(バイア州、ペルナンブコ州及びパライーバ州更新)

令和2年10月19日
 当館管内ではペルナンブコ州及びセアラ州を筆頭に地域の感染状況に応じた段階的な規制緩和(段階的な経済再開活動)を進めていますが、管内7州における新型コロナウイルス感染者数は引き続き増加しており、各州ともマスク着用や社会的距離確保等、種々の社会的隔離策は継続しています。
 
 10月19日現在における各州(州都)の主な措置は以下の通りです。これらの措置は、感染状況により随時変更される可能性がありますので、在留邦人の皆様におかれては地元の報道等にご注意ください(赤文字が今回追加・更新箇所です)
 
1 バイア州
(1)10月25日まで以下の社会的隔離策を継続。
ア ショッピングセンター等の商業施設、スポーツジム、映画館、動物園、飲食店(デリバリーを除くレストラン及びバー等)及び博物館等の閉鎖。
イ スーパーマーケット、薬局、銀行等の必須業務は引き続き営業。
ウ 100名以上が集まる各種イベント等の禁止。
エ 大学等の教育機関の閉鎖。
オ 旅客船舶は旅客定員の2分の1で運行可能、週末は運行停止で一部の航路は全面運航停止。
カ 外出時及び勤務中のマスク着用の義務化(違反者には1,000レアルの罰金)。
(2)なお、9月28日より、州全体で長距離バス(州外及び州内)の運行を乗客定員50%で解禁。
(3)サルバドール市では以下を順次緩和・再開及び規制を継続。
ア 7月24日より
・7月7日に州政府より発表された段階的規制緩和プランの第1フェーズを開始。ショッピングセンター、商店(道路に面した店舗、200m2以上)、宗教施設及びドライブインシアターが営業時間及び入場者数等の制限を設けて再開。
イ 8月10日より
・段階的規制緩和プランの第2フェーズを開始。アスレチックジム、理容院・美容院等、文化センター、博物館等及び飲食店(ショッピングセンターのフードコートを含む)を解禁。
ウ 8月13日より
・ショッピングセンター等で専用の出入口を有する飲食店及びアスレチッククラブ等では営業時間を23時まで延長可(但し、ショッピングセンター等の管理組合の同意が必要)。また、一部の商店(道路に面した店舗、200m2以上)は土曜日も営業可(10時から16時)、宗教施設に対する制限は解除。
エ 8月25日より
・自動車教習所を再開(学科教習はオンライン、実技教習は車内エアコンの使用禁止)。
オ 8月31日より
・スポーツクラブを一部解禁(個人及び2名で行う競技、但し、格闘技と社交ダンスは不可)。
カ 9月7日より
・外国語学校及びビジネス専門学校等の再開(10時から19時まで、定員50%、社会的距離1.5m確保、授業時間は生徒1人につき4時間まで)。
・ショッピングセンターの営業時間延長(毎日12時から20時まで)。
キ 9月11日より
・映画館を解禁(12時から23時まで、マスク着用、座席間隔2席、1放映毎に定員100人まで、チケット販売はオンライン限定、3D放映は不可)。
・劇場を解禁(マスク着用、定員100人まで、開催日及び時間帯の制限なし)。
・コンベンションセンターを解禁(マスク着用、会場内の社会的距離1.5m、定員100人まで、開催日及び時間帯の制限なし、物産展は不可)。
ク 9月28日より
・市内の公園を解禁(休日を除く月曜日から金曜日の6時から17時まで、定員制限なし、イベント等の開催及び公園内設置の運動・遊戯器具の使用は禁止)。
ケ 10月5日より
・ショッピングセンターの営業時間延長(毎日11時から21時まで、駐車場を100%開放)。
・商店(道路に面した店舗、200m2以上)の営業時間延長(月曜日から土曜日:10時から20時、日曜日:10時から16時、駐車場を100%開放)。
コ 10月19日現在
・市立学校は引き続き閉鎖。
・市内の海水浴場(海岸・砂浜)は土曜日と日曜日は立入禁止。ポルトダバハ海岸、ブラコン海岸及びパシエンシア海岸は完全閉鎖中。サントメデパリペ海岸、トゥバロン海岸、ヒベイラ海岸及びイタプアン海岸は火曜日と金曜日のみ立入を許可。その他の海水浴場は月曜日から金曜日まで利用可。海水浴場におけるビール、清涼飲料水及びアカラジェの販売を解禁。
・運動場、体育館及び砂浜等におけるスポーツの団体競技を解禁。
・飲食店の営業時間を24時まで延長(利用客の入店は23時まで)。
・屋内イベントのライブ演奏を弾き語り2組まで許可(バンド演奏は不可)。
・サーカス公演を解禁(観客定員100名まで)。

(4)州政府はアプアレマ、カラベラス及びコンセイソンドアルメイダを含む18市に対して独自の措置の実施を承認。
(5)段階的規制緩和プランの内容はを参照。
 
2 セルジッペ州
(1)6月29日より、規制緩和プランの第2段階を開始し、経済活動を順次再開するも、裁判所の判決指示により一旦中止し、同プランの第1段階を継続していたが、7月31日より、再び第2段階へ移行。8月28日現在、規制緩和プランの第4段階(緑)へ移行。
以下のアからオは当面継続。
ア 大学等の教育機関、劇場、映画館、ナイトクラブ、スタジアム、コンサート会場等は地域により閉鎖。
イ 一部公共交通機関及び一部船舶運航等の停止。市内バスは立ち乗り禁止。
ウ 外出時のマスク着用の義務化。
エ 違反者に対し注意、罰金及び強制閉鎖を科す。
オ 州内各市は独自の判断で通行制限、駐車禁止、検疫所設置及びロックダウン等の措置強化又は措置緩和が可能。
(2)段階的規制緩和プラン。
ア 第1段階:赤
スーパーマーケット、薬局、銀行等の必須業務の他、自動車ディーラー、不動産関係、小売店(家電、情報・通信・音響映像機器、家具)及び建築事務所が営業。アラカジュ市のみ9時から16時までの時間制限あり。
イ 第2段階:橙(7月31日より。アラカジュ市のみ9時から16時までの時間制限)
・広告関連及び旅行代理店等。
・開業医。
・商店(化粧品店、書店、文房具店)。
・観光会社。
・プロスポーツのトレーニング。
・美容室及びエステサロン等(毎日営業可)、宗教施設(定員30%、火、木及び土曜日のみ可)。
ウ 第3段階:黄(8月14日より)
集中治療床の使用率60%以下の場合は以下の活動が再開可。
・行政機関(必要不可欠以外の業務、職員数50%)。 
・商店(全面解除)。
・飲食店(定員50%以下)。
・ショッピングセンター等(定員50%以下、12時から20時まで。19日からは12時から22時まで)。
・宗教施設(収容定員50%)。
エ 第4段階:緑(8月28日より実施し、段階的に規制緩和を拡大中)
集中治療床の使用率50%以下の場合は以下の活動を制限付きで再開。
(ア)フィットネスクラブ等(定員75%)。
(イ)行政機関(必要不可欠以外の業務、職員数50%、7時から13時まで)。
(ウ)コールセンター(従業員75%)。
(エ)スポーツクラブ等(定員75%)。 
(オ)砂浜、海岸通り及び公園への立ち入り禁止解除。
(カ)飲食店(定員75%、6時から24時まで営業可)。
(キ)ショッピングセンター等(定員75%、毎日10時から22時まで、営業日の制限解除)。
(ク)宗教施設(収容定員75%)。
(ケ)ドライブイン形式による映画上映、音楽コンサート、演劇、サーカス及び視聴覚イベント等の開催(乗用車のみ乗り入れ可、1台4人まで、車内マスク着用、車両間隔1.5m、不要なドアの開閉禁止)。
(コ)英会話教室等の学校以外の授業(定員50%、10歳以下は不可)。
(サ)イベント等の開催を解禁(定員100人、但し、収容定員の50%まで、社会的距離1.5m)。
(シ)9月28日より
・飲食店(営業時間を毎日6時から翌2時まで延長、大型店のみ生演奏を許可)。
・映画館、劇場、博物館及び文化施設等(定員50%)。
・イベント等(屋外は定員200人まで)。
(3)アラカジュ市では以下を順次緩和・再開。
ア 8月19日より
・3箇所の市営民芸品センターを再開。
・海岸通りの駐車場を開放。
イ 9月1日より
・中央青果市場の営業時間を延長(5時から15時30分まで)。
 
3 アラゴアス州
(1)7月3日より、5段階規制緩和プランを開始し、経済活動を順次再開。8月25日現在、マセイオ市はフェーズ4(青)を継続、その他の市はフェーズ3(黄)を継続、メジオセルトン地区及びアルトセルトン地区はフェーズ3(黄)に移行。
以下のアからウは地域に応じて継続中、エ及びオは全地域で継続中。
ア ショッピングセンター等の商業施設、スポーツジム、宗教施設、飲食店(デリバリーを除くレストラン及びバー等)及び博物館等の閉鎖。
イ 砂浜、海岸通りの歩道往来の禁止(警察が監視)。
ウ 長距離バスの運行停止、市内バスの立ち乗り禁止。
エ 大学等の教育機関の閉鎖。
オ 外出時のマスク着用の義務化等の基本的な感染予防対策。
(2)段階的規制緩和プラン。
ア フェーズ1:赤
・スーパーマーケット、薬局、銀行等の必須業務のみ営業。
イ フェーズ2:橙
・商店(店舗面積400m2まで)。
・宗教施設(収容定員30%)。
・美容室等(従業員定員50%以下、予約制)。
ウ フェーズ3:黄
・ショッピングセンター及び飲食店等(定員50%以下)。
・宗教施設(収容定員60%)。
・州内バス運行(稼働50%)。 
・観光業・観光送迎(稼働50%)。
エ フェーズ4:青
・映画館、劇場及び博物館等(収容定員33%)。
・フィットネスクラブ等(稼働50%)。
・飲食店(定員75%以下)。
・宗教施設(収容定員75%)。
・州内バス運行(稼働75%)。
・観光業・観光送迎(稼働70%)。
オ フェーズ5:緑
・全面解除。
(3)マセイオ市では以下を順次緩和・再開。
ア 7月20日より
・海岸通り及び砂浜における単独で行うスポーツ(ジョギング、ウォーキング、海水浴、サイクリング等)。
・海岸通り及び砂浜の飲食店、民芸品店、露店等。
・市内観光ツアー(観光バス、遊覧船等)。
イ 7月27日より
・フィットネスクラブ。
ウ 8月17日より
州政府規制緩和プランのフェーズ4(青)を開始(映画館、劇場及び博物館等は閉鎖を継続)。
・飲食店(定員75%、翌2時まで営業可)。
・ショッピングセンター等(10時から22時まで)。
・商店(月曜から金曜:9時から17時まで、土曜:9時から14時まで)。
・コンビニ(6時から翌2時まで)。
 
4 ペルナンブコ州
(1)6月1日より段階的規制緩和プランを実施中。地域毎にプランの進行程度は異なり、10月19日現在、第1衛生管区(レシフェ市を含む20市)、第2保健衛生管区(マッタ地方:カルピーナ市を含む20市)、第3保健衛生管区(マッタ地方:パルマーレス市を含む22市)、第4保健衛生管区(アグレステ地方:カルアル市を含む32市)及び第12保健衛生管区(マッタ地方:ゴイアナ市を含む10市)はフェーズ1.1を継続、第9保健衛生管区(セルトン地方:オウリクリ市を含む11市)及び第10衛生管区(セルトン地方:アフォガードスダインガゼイラ市を含む12市)はフェーズ2.2を継続。第5保健衛生管区(アグレステ地方:ガラニューンス市を含む21市)、第6保健衛生管区(セルトン地方:アルコベルデ市を含む13市)、第7保健衛生管区(セルトン地方:ベレンドサンフランシスコ市を含む7市)、第8保健衛生管区(セルトン(サンフランシスコ渓谷)地方:ペトロリーナ市を含む7市)及び第11保健衛生管区(セルトン地方:セーハタリャーダ市を含む10市)はフェーズ1.1に移行
(2)州政府は私立の高校における対面授業(希望者はオンライン授業の選択が可)を10月6日より段階的に再開を予定し、教員組合の裁判所への訴えにより再開時期は未定となっていたが、上級裁判所の判決により10月13日より再開となった。
なお、公立高校、小中学校及び保育園・幼稚園の対面授業の再開は引き続き未定。
(3)州として以下を順次緩和・再開。
ア 6月20日より
・砂浜、公園及び遊歩道におけるジョギング及び散歩等の個人で行う運動を解禁。砂浜の解禁は、レシフェ市及びレシフェ大都市圏の各市のみが対象で、大勢が1箇所に長く留まることは禁止。
イ 6月21日より
・サイクリングロードを解禁。
ウ 6月22日より
・建設現場、小売店(営業時間は9時から18時まで)、ショッピングセンター(営業時間は12時から20時まで、定員30%)、宗教施設(施設の規模に応じて人数制限)が再開。
エ 7月13日より
・大学及び大学生対象の職業訓練校の授業再開を許可。その他の教育機関及び博物館等は引き続き閉鎖。単独で行うスポーツを許可(スポーツクラブ、砂浜、公園、河川及び海等)。
オ 7月27日より
・ショッピングセンターの営業時間を10時から20時まで延長(日曜日は12時から20時まで)、商店は店内の客数を1m2につき1人へ緩和。
カ 8月10日より
・地域によって、ショッピングセンターの営業時間を10時から22時まで延長(日曜日は12時から20時まで)。
・個人競技のスポーツ解禁(観客無し)。
キ 8月17日より
・外国語学校及び専門学校等を段階的に再開。
ク 8月31日より
・砂浜・海水浴場における露店及び商行為を再開。
・博物館、画廊及び文化施設等を再開。
ケ 9月7日より
・イベント等の解禁(参加者100人まで、会場の定員30%まで)。
コ 9月8日より
レシフェ市及び同市大都市圏、マッタ地方(沿岸各市に限定)、カルアル市、ガラニューンス市及びペトロリーナ市で大学の対面授業を以下の通り段階的に再開。
・9月8日より :生徒定員25%
・9月14日より:同50%
・9月21日より:同75%
・9月28日より:同100%
サ フェーズ2.2の地域を対象に以下の緩和措置を実施。
(ア)9月24日より
・飲食店の規制を緩和(営業時間延長:6時から24時まで、定員:70%、テーブル間隔:1m)。
(イ)9月28日より
・社交・文化イベント、映画館及び劇場を解禁(定員100名又は30%)。
シ フェーズ1.1の地域を対象に以下の緩和措置を実施。
10月12日より
・博物館、映画館及び劇場(観客定員50%、映画館内での飲食可)。
・社交・文化イベントの定員増(300名又は50%、但し6時から24時まで)。
・遊園地及びテーマパーク等の解禁(定員50%)。
(4)段階的規制緩和プラン。
ア 第4段階(感染安定期)
(ア)フェーズ4.1(6月1日より)
・建築資材の小売り店(通常営業。但し感染防止規則に従うこと)。
・卸小売業及び小売り業(ショッピングセンター内の店舗を含む)はデリバリーのみ営業可。
(イ)フェーズ4.2(6月8日より)
・建設現場(作業員50%まで)。
・卸売業(通常営業。但し感染防止規則に従うこと。レシフェ大都市圏は9時から18時まで)。
・商店(売り場面積200m2まで)、ショッピングセンター等の店舗及びフードコート(デリバリー及び駐車場内でのドライブスルー)。但しレシフェ大都市圏は12時から18時まで。
・6月10日より病院、歯科医及び獣医(利用客1名ずつ、予約制で利用客の列は不可、1回ごとに消毒)。
(ウ)フェーズ4.3(6月15日より)
・美容室及びエステティックサロン等(利用客1名ずつ、予約制で利用客の列は不可、1回ごとに消毒)。
・小売店(売り場面積200m2まで。感染防止規則に従うこと)。
・自動車販売店及びレンタカー店(通常営業。但し感染防止規則に従うこと)。
・プロサッカーチームの練習解禁。
(エ)フェーズ4.4(6月22日より)
・建設現場及び小売り業(9時から18時まで)。
・ショッピングセンター(営業時間は12時から20時まで、定員30%)。
・宗教施設(施設の規模に応じて人数制限)。
イ 第3段階(感染減少期)
(ア)フェーズ3.1(地域に応じて実施中)
・露天市場、既製服産業。
・サッカー試合解禁(無観客)。
(イ)フェーズ3.2(地域に応じて実施中)
・公共サービス及び弁護士事務所等(職員数3分の1で再開可)。
・プール及びテニスコート等(選手同士の身体的接触がないスポーツ)。
・飲食店(利用客定員50%まで)。
(ウ)フェーズ3.3(地域に応じて実施中)
・公共サービス及び弁護士事務所等(職員数50%に制限)。
・小売店(通常営業。但し感染防止規則に従うこと)。
ウ 第2段階(集団感染の発生ゼロ)
(ア)フェーズ2.1(地域に応じて実施中)
・アスレチッククラブ等(感染防止規則に従うこと)。
・弁護士事務所等(職員数100%)。
(イ)フェーズ2.2(地域に応じて実施中)
・博物館、映画館及び劇場(観客定員3分の1)。
・公共サービス(職員数100%)。
エ 第1段階(州内感染ゼロ)
(ア)フェーズ1.1(地域に応じて実施中)
・博物館、映画館及び劇場(観客定員50%、映画館内での飲食可)。
・社交・文化イベントの定員増(300名又は50%、但し6時から24時まで)。
・遊園地及びテーマパーク等の解禁(定員50%)。
(イ)フェーズ1.2(開始期日未定)
・規制の全面解除(感染防止規則は継続)。
(5)レシフェ市では以下を順次緩和・再開。
ア 7月16日より
・ボアビアージェン広場の民芸品市場(15時から20時まで)、海水浴(砂浜での露店及びビーチパラソルの設置は禁止)を再開。
イ 7月17日より
・ボアビアージェン通りのキヨスクを再開(6時から20時まで、ミネラルウオーター、ココナッツジュース、フルーツジュース等の販売に限定)。
ウ 7月20日より
・飲食店を再開(6時から20時まで)。
エ 8月8日より
・飲食店の営業時間を6時から22時まで延長。
オ 8月24日より
・砂浜におけるビーチバレー等の団体球技及び複数人によるフィットネス・トレーニングを解禁。
 
5 パライーバ州
(1)スーパーマーケット、薬局、銀行等の必須業務の他、州営バスターミナル及び州内の旅客バス、ショッピングセンター等の商業施設及び商店等(但し、デリバリー及びドライブスルー方式)、理髪店及び美容室等(予約制、利用客1名ずつ)、コールセンター、レンタカー店、宗教施設(収容定員30%)、アスリートの訓練施設の営業又は活動が開始されており、6月15日より社会隔離率、感染拡大率、死亡率及び病床使用率を基準とした4段階規制緩和プランを実施。同プランは赤旗、橙旗、黄旗及び緑旗と4段階の旗色に各市を分け、州政府は15日毎に各市を個別に評価し旗色を決定する(但し、評価の受け入れは各市の判断に委ねる)。10月19日現在、赤旗は該当無し、橙旗17市、黄旗180市及び緑旗26市。
大学等の教育機関及び博物館等は引き続き閉鎖、外出時のマスク着用の義務化は継続。
(2)段階的規制緩和プラン。
ア 赤旗又は橙旗(6月15日より)※赤旗と橙旗の制限分野は同じだが、許容人数が異なる。
・スーパーマーケット、薬局、銀行、運送、自動車工場等の必須業務のみ営業可。
イ 黄旗(地域に応じて実施中)
・上記アに加え、ショッピングセンター、露天商、サービス業全般、サッカー教室の再開。
・8月10日より、飲食店(利用客定員30%、テーブルの間隔は2m以上等の他、マスク着用等の基本的な衛生規則の遵守)及びフィットネスクラブ等(利用客定員50%、各トレーニングマシーンの間隔は1.5m以上等の他、マスク着用等の基本的な衛生規則の遵守)を解禁。
ウ 緑旗(地域に応じて実施中)
・全面解除。
(3)ジョアンペソア市(黄旗)では以下を順次緩和・再開。
ア 7月13日より
・商店(9時から15時まで、10m2につき利用客1人)。
・ショッピングセンター(12時から20時まで、10m2につき利用客1人、フードコートはデリバリー・ドライブスルーに限定)。
・海岸通りにおけるジョギング及び散歩等の個人で行う運動(5時から8時まで、砂浜への立入り及び遊泳は禁止)。
イ 7月20日より
・市内7カ所の露店市場(但し社会的距離の保持及びマスク着用等の衛生規則遵守)。
ウ 7月27日より
・飲食店等(セルフサービス形式は不可、利用客定員50%)。
・フィットネスクラブ等(利用客定員50%)。
エ 8月6日より
・ショッピングセンターのフードコート(利用客定員50%、テーブルの間隔は1.5m以上)。
・軽食店等(営業時間延長:12時から20時まで)。
・商店(営業時間延長:9時から17時まで、但し8月9日まで)。
オ 9月5日より
・自動車販売店のテストドライブ。
・セルフサービス式レストラン(11時から15時)。
・警備員養成所。
・水泳プール。
・専門学校授業(定員50%)。
カ 9月10日より
・ショッピングセンターの営業時間延長(10時から20時まで)。
 
6 リオグランデドノルテ州
(1)7月1日より、社会的距離の保持、アルコール消毒液の設置及びマスク着用等の種々の衛生規則の遵守を前提に段階的規制緩和プランを開始し、経済活動を順次再開。8月28日現在、フェーズ3の第1部を継続。
(2)州として以下を順次緩和・再開。
ア 8月26日より
・スーパーマーケットでの1家族2人までの同時入店を許可。
イ 9月28日より
・銀行の一般利用客の入店を許可(5m2につき利用客1人、社会的距離1.5m)。
ウ 10月5日より
・私立の小中学校、高校及び大学の授業再開(但し、公立学校の授業再開は未定)。
エ 10月7日より
・イベント(集会、コンサート、スポーツ大会、露店市場、展覧会等)の再開。
(3)段階的規制緩和プラン。 
ア フェーズ1 
(ア)第1部(7月1日より)
・情報・通信システム、宣伝会社、デザイン会社等。
・美容室等。
・道路に面した商店(店舗面積300m2まで):文房具店、キヨスク、空調機販売店、自転車販売店、衣料品店、小間物店。
(イ)第2部(7月15日より)
・飲食店(店舗面積300m2までのレストラン及びフードトラック。但し酒類は不可)。
・道路に面した商店(店舗面積600m2まで):家具、家電、マットレス、デパート等(ショッピングセンター内の店舗を除く)、旅行代理店、靴、玩具、スポーツ用品、銃砲、釣り具、楽器、音響映像機器、化粧品,電子情報機器、通信機器、時計・貴金属等、民芸品、アクセサリー。
イ フェーズ2
(ア)第1部(7月15日より)
・アスレチッククラブ等(室内空調の使用禁止)。
(イ)第2部(7月22日より)
・小売りセンター及び商店街(室内空調の使用禁止)、道路に面した商店(店舗面積600m2以上)。
ウ フェーズ3
(ア)第1部(8月5日より)
・飲食店(店舗面積300m2までのレストラン及びフードトラック)、海の家。
(イ)第2部(開始期日未定)
・アスレチッククラブ等(室内空調の使用可)。
・ショッピングセンター。
(4)以下のアからクの措置は当面継続。
ア ショッピングセンター等及び博物館等の閉鎖。
イ 100名以上が集まるイベント等の禁止。
ウ 大学等の教育機関の閉鎖。
エ 外出時のマスク着用の義務化。営業許可のある法人に対する従業員へのマスク支給の義務化。マンション及びアパートビル内の公共スペース、エレベーター内でのマスク着用の義務化(違反者には5,000から50,000レアルの罰金)。
オ 新型コロナウイルス関連のフェイクニュース発出の罰則化。
カ 砂浜及び海岸への立ち入りの自粛要請(立ち入り禁止については各市の判断で実施)。
キ 各市の判断による人や車両の制限の実施。
ク 禁止又は義務事項に違反した者は以下の罰金が科される。
(ア)50レアル
・スーパーマーケット等の営業を許可された商業施設内に家族等同伴での入店。
(イ)150レアル
・感染すると重症化の可能性がある高齢者及び持病のある者の外出。
(ウ)2,000レアル
・医療施設等の新型コロナウイルス検査結果の衛生当局への報告義務(報告義務違反1件につき罰金が科される)。
(5)ナタル市では以下を順次緩和・再開。
ア 7月29日より
・スーパーマーケット(営業時間延長:7時から22時まで、毎日営業可)。
・道路に面した商店(営業時間延長:9時から17時まで、月曜日から土曜日のみ営業可)。
・アスレチック・フィットネスクラブ等(営業時間延長:5時から17時まで、月曜日から土曜日のみ営業可)。
・小売りセンター及び商店街(営業時間延長:5時から17時まで、月曜日から土曜日のみ営業可)。
・飲食店(営業時間延長:11時から23時まで、毎日営業可)。
・ショッピングセンター(営業時間延長:12時から20時まで、毎日営業可、空調の使用不可)。
イ 8月4日より 
・アスレチッククラブ等(5時から22時まで、月曜日から土曜日のみ営業可、空調の使用可)。
・ショッピングセンター(12時から20時まで、毎日営業可、空調の使用可、フードコート解禁)。
ウ 8月25日より
・スーパーマーケット(1家族につき2人まで同時に入店可)。
・スーパーマーケット内の店舗(11時から21時まで営業可)。
エ 9月2日より
・ナタル市所在の「砂丘公園」を再開(入園定員225人まで)。
オ 9月14日より
・私立学校の授業を段階的に再開(なお、市立学校は10月30日まで閉鎖を継続)。
 
7 セアラ
(1)感染状況等を考慮しつつ、6月1日より建築や健康関連(眼鏡、美容室等)分野を皮切りに、5段階(フェーズ0から4)で産業・商業活動を再開。州全域がフェーズ4に到達したが、経済活動の100%再開は未定。大学等の教育機関は段階的に再開。
(2)社会的距離確保の義務、外出時のマスク着用の義務(8月15日より違反者には、個人:100レアル又は300レアル、法人:最高1,001レアルの罰金)等衛生面での規則は継続。一部公共交通機関も運休中。
(3)7月13日よりプロサッカーリーグの試合解禁(フォルタレーザ大都市圏限定、無観客)。
(4)段階的規制緩和措置。
ア 州全域がフェーズ4を実施中。
イ セアラ州では以下を順次緩和・再開。
(ア)海岸通り、砂浜、公道、公園及び遊歩道でのジョギング等の個人スポーツを許可(自宅から半径2km内、運動具を他人と共同使用すること等は禁止)。
(イ)定員30%の制限付きでフィットネスクラブを解禁。
(ウ)大学等の教育機関を段階的に再開(但し、フォルタレーザ市及び同市大都市圏8市では本年末まで市立学校の対面授業の再開を見合わせ)。
・9月1日より
0歳から3歳児までを預かる私立の託児所及び保育園を定員30%で再開。
・10月1日より以下の再開を許可(但し公立学校については未定)
幼稚園(定員50%)、小学校1年生及び2年生(定員35%)、中学3年生(定員35%)、高校3年生及び高等専門学校3年生(定員35%)、語学教室等(定員35%)。
(エ)劇場、博物館、図書館及び映画館を定員35%で再開。
(オ)団体球技場を再開。
(カ)9月14日より、イベントの開催を再開(参加者100人まで、社交イベント等:1人/7m2 、文化・スポーツイベント:1人/12m2 )。
(キ)10月4日より、フォルタレーザ保健衛生管区(フォルタレーザ市を含む44市)に対し以下を許可。
・スポーツ競技(屋外:競技参加者300人まで、屋内:競技参加者200人まで、但し無観客)。
・パーティー、社交イベント、コンサート等(屋外:200人まで、屋内:100人まで)。
・会議及び大会等(定員400人まで)。
(5)フォルタレーザ市では以下を順次緩和・再開。
9月14日より
・ショッピングセンターの営業時間延長(10時から22時まで、定員50%)。
・屋外遊園地の再開(定員30%)。
・屋外プールの水泳教室の再開(生徒はプールに3人まで可)。
・州立公安アカデミーの授業再開。
・フィットネスクラブの定員増加(50%まで可)。
・露天市場の再開。
(6)各フェーズの内容はを参照。

以上