令和4年春の叙勲伝達式の実施について
令和4年9月1日

8月27日、バイア州サルバドール市で催されたサルバドール日本祭開会式会場において、アンジェラ・タミコ・サトウ・タハラ氏に対し、佐野在レシフェ日本国総領事より、令和4年春の勲章及び勲記(旭日小綬賞)が伝達されました。
功績:
平成2年、日本へ留学し、翌年から平成6年まで東京大学客員助教授を務めた。日本滞在中、看護学に関する数々の研究を学会で発表し、その後、ブラジル帰国後、日本での研究をベースとした論文を発表し、ブラジルにおける看護の質向上に大きく貢献した。また、ブラジル各州の医療関係者等と意見交換を通じ、日本の医療制度から学ぶべき点をブラジル全土に広めた。更に、医療セミナー等へ日本の医療関係者を招聘する等し、30年以上にわたり看護分野における日本とブラジルの学術・人物交流及び相互理解の促進に大きく貢献した。