海外安全対策情報の更新(令和7年度第3四半期)

令和8年1月22日

1 社会・治安情勢

 ペルナンブコ州社会保護局の発表によると、ペルナンブコ州において2025年に発生した殺人件数は合計3,132件で、前年度同期の3,452件から320件(約9.27%▼)の減少、州都レシフェ市では573件発生し、前年同期の627件から54件(約8.62%▼)減少した。一方、強盗事件は、州全体では39,919件が発生し、前年同期の45,318件から5,399件(約11.92%▼)の減少、州都レシフェ市では16,914件が発生し、前年同期の18,967件から2,053件(約10.83%▼)減少した。
 殺人・強盗事件いずれもペルナンブコ州全域及び州都レシフェ市内ともに、州政府による、公共安全に対する投資により、減少傾向にあるが、いずれも高い水準を保っているため、外出の際は引き続き自己防衛を心がけたい。
 近年は外国人旅行客の被害報告も増加しており、屋外での電子機器(スマートフォン、タブレット端末等)の使用は非常に危険である。また、貴金属や高価な時計等を身につけての外出はスリや強盗の標的になりやすいため、持ち出しは必要最小限に抑え、分散して所持する等の対策を講ずることが必要である。
 ペルナンブコ州都レシフェ市はスラム街が点在しており、無意識のうちに危険区域に入り込んでしまう可能性があるため、観光等で訪れる際は事前に被害の多い地域や場所に関する情報の収集や安全な移動手段を確保することが重要である。
 
※渡航情報(危険情報)についても、ペルナンブコ州レシフェ大都市圏は「十分注意してください」(渡航危険レベル1)を継続しており、生活する上で常に間断なき警戒心が必要である。
※当館管轄州では、他にバイア州サルバドール大都市圏とセアラ州フォルタレーザ大都市圏も同様に「十分注意してください」(渡航危険レベル1)を発出中
 

2 ペルナンブコ州における犯罪事例(10月~12月)

(1)10月13日早朝、レシフェ市アグア・フリア地区の路上でパーティをしていた男性3人が殺害された。
 
(2)11月4日夜、レシフェ市パサリーニョ地区で配達員の男性が配達作業中に射殺された。
 
(3)11月22日未明、ジャンボアタン・ドス・グアララペス市クラードII地区で銃撃事件が発生し、少年が死亡、他5人が負傷した。

3 ペルナンブコ州以外の管轄州における犯罪事例(10月~12月)

(1)セアラ州
 10月17日夜、イタピポカ市マラニョン地区で男女がバイクで走行中に3発の銃撃を受けた。女性は死亡し、男性は命に別状はなかった。
 
 11月17日朝、フォルタレーザ市プライア・デ・イラセーマ地区のタバジャラス通りで男性が死亡しているのが発見された。


(2)リオ・グランデ・ド・ノルテ州
10月13日昼間、モッソロー市の農村地域にあるマイーサ・コミュニティ内で自宅のリビングで就寝中の兄弟が何者かに襲撃を受け、弟は死亡、兄は負傷した。

イ 11月18日未明、モッソロー市の農村地域にあるマイーサ・コミュニティ内で夫婦が自宅で射殺された。娘2人も現場に居合わせたが無傷だった。


(3)パライーバ州
10月18日朝、ジョアン・ペソア市コリナス・ド・スル地区のタイヤ修理店で銃撃事件が発生し、1人は死亡、もう1人が負傷した。

イ 11月23日夜、ジョアン・ペソア市クリスト・レデントル地区のエリアス・カヴァウカンテ・デ・アウブケルケ通りで男性が射殺された。


(4)アラゴアス州
ア 10月27日未明、マセイオ市シダーデ・ウニヴェルシターリア地区のマンゲイラ通りでバイクタクシーが信号待ちで停止したところ、何者かに襲撃され、乗客が射殺された。

イ 11月24日未明、マセイオ市ポンタ・ダ・テーハ地区にある理髪店の前で男性が銃撃を受け、搬送先の州立病院で死亡した。


(5)セルジッペ州
10月23日朝、イタバイアナ市の中心部にある市営市場の近くで男性が射殺された。被害者は荷車引きとして働いており、喧嘩に巻き込まれたとのこと。

イ 11月21日未明、サン・クリストヴァン市ジヴィネーイア地区で少年が射殺された。犯人はオートバイで現場から逃走した。


(6)バイア州
ア 11月11日未明、サルバドール市イタプアン地区でサッカー選手が射殺された。目撃者によると、犯人は車で現場を通り過ぎた際に発砲したとのこと。

イ 12月1日未明、ジュアゼイロ市で葬列中に銃撃事件が発生し、1人が死亡、もう1人が負傷した。

テロ爆弾事件発生状況

 管轄内における当該事件の発生は確認されていない。

誘拐・脅迫事件発生状況

 管轄内における当該事件の発生は確認されていない。

対日感情

 対日感情は良好であり、特段の変化は見られない。

日本企業の安全に係わる諸問題

 管轄内における当該諸問題は発生していない。

邦人の被害事例

 管轄内における被害の発生は確認されていない。


 
以上