海外安全対策情報の更新(令和7年度第4四半期)

令和8年4月15日

1 社会・治安情勢

 ペルナンブコ州社会保護局の発表によると、ペルナンブコ州において2026年1月から3月の期間に発生した殺人件数は合計729件で前年度同期の860件から131件(約15.24%▼)の減少、州都レシフェ市では124件発生し、前年同期の158件から34件(約21.52%▼)減少した。また、強盗事件は、同州全体では7,204件が発生し、前年同期の11,534件から4,330件(約37.55%▼)の減少、州都レシフェ市では2,537件が発生し、前年同期の5,166件から2,629件(約50.90%▼)減少した。
 殺人・強盗事件はいずれもペルナンブコ州及び州都レシフェ市内ともに減少傾向にあるが、未だに高い水準を保っているため、外出の際は引き続き自己防衛を心がけたい。
 近年は外国人旅行客の被害報告も増加しており、屋外での電子機器(スマートフォン、タブレット端末等)の使用は非常に危険である。また、貴金属や高価な時計等を身につけての外出は、スリや強盗の標的になりやすいため、持ち出しは必要最小限に抑え、分散して所持する等の対策を講ずることが必要である。
 ペルナンブコ州の州都レシフェ市はスラム街が点在しており、無意識のうちに危険地域に入り込んでしまう可能性があるため、観光等で訪れる際は事前に被害の多い地域や場所に関する危険情報の収集や安全な移動手段を確保することが重要である。

※渡航情報(危険情報)についても、ペルナンブコ州レシフェ大都市圏は「十分注意してください」(渡航危険レベル1)を継続しており、生活する上で常に間断なき警戒心が必要である。
※当館管轄州では、他にバイア州サルバドール大都市圏とセアラ州フォルタレーザ大都市圏も同様に「十分注意してください」(渡航危険レベル1)を発出中。

2 ペルナンブコ州における犯罪事例(1月~3月)

(1)1月13日夜、ペルナンブコ州西部ドルメンテス市の農村地帯で、弟が兄を鎌や棍棒を使い殺害した。弟が逃走したところ、近隣住民に捕まり、彼等に暴行を受け死亡した。
(2)1月31日夜、州都レシフェ市ムスタルジーニャ地区で、カーニバルの前夜祭から帰宅途中のカップルが襲撃され、女性は死亡、男性は負傷した。犯人は現行犯逮捕された。
(3)3月24日夜、ジャンボアタン・ドス・グアララペス市カンデイアス地区でドライバーが強盗に遭い射殺された。犯人の2人組は現行犯逮捕された。

3 ペルナンブコ州以外の管轄州における犯罪事例(1月~3月)

(1)セアラ州
ア 1月19日、セアラ州西部ティアングァ市農村地帯ピタングァ地区で、高齢女性が殴打され死亡した。犯行は被害者の孫によるものだった。
イ 3月5日夜、州都フォルタレーザ市の西に位置するカウカイア市イカライ地区で銃撃事件が発生し、男性が死亡、子供が負傷した。

(2)リオ・グランデ・ド・ノルテ州
ア 1月17日午後、ナタール市マイ・ルイザ地区サン・ジョゼ通りで女性が刺殺された。犯行は被害者のパートナーによるもので、犯人は襲撃後、現場から逃走した。
イ 3月13日未明、州都ナタール市の北に位置するエクストレモス市アラサ地区にある住宅で、市議会議員の男性が射殺された。住居には被害者の兄弟も居合わせたが無傷だった。

(3)パライーバ州
ア 1月6日未明、州都ジョアン・ペソア市グラマメ地区の住宅で、兄弟2人が射殺された。住宅には兄弟の妻と娘もいたが、犯人襲撃時に避難したため、命に別状はなかった。
イ 3月23日午後、州都ジョアン・ペッソア市の西に位置するバイユー市グスターヴォ・マシエウ・モンテイロ通りの住居で男性が外に出たところ射殺された。事件詳細は不明。

(4)アラゴアス州
ア 1月15日夜、州都マセイオ市イピオカ地区で虐殺事件が発生し、住宅に居合わせた4人が殺害された。事件詳細は不明。
イ 2月22日朝、州都マセイオ市オウロ・プレト地区で、男性が射殺された。被害者は身元不明で頭部、胸部、腕に約20発の銃弾を受けた。

(5)セルジッペ州
ア 1月6日夜、州都アラカジュ市ファロランディア地区で、歩道を歩いていた男性が、壁の影に隠れていた人物に射殺された。事件詳細は不明。
イ 2月28日、州都アラカジュ市の南に位置するサン・クリストヴァン市マードレ・パウリナ地区の理髪店に強盗犯が侵入し、その場に居合わせた男性が射殺された。

(6)バイア州
ア 1月10日夜、州都サルバドール市の北に位置するフェイラ・デ・サンタナ市ブラジリア地区ペトロ・スザルト通りにある酒類倉庫で男性2人が射殺された。事件詳細は不明。
イ 3月11日朝、州都サルバドール市サン・マルコス地区の住宅で女性2人が射殺された。犯人の動機は不明。

テロ爆弾事件発生状況

 管轄内における当該事件の発生は確認されていない。

誘拐・脅迫事件発生状況

 管轄内における当該事件の発生は確認されていない。

対日感情

 対日感情は良好であり、特段の変化は見られない。

日本企業の安全に係わる諸問題

 管轄内における当該諸問題は発生していない。

邦人の被害事例

 管轄内における被害の発生は確認されていない。



以上